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タイで何する、どうする??タイでの新しい出来事・トピックなどの紹介と、それらにまつわる知っておきたい(覚えておきたい)タイ語を紹介していきます。


第5回 タイで蛍狩り!

眼をこらせばホタルが見えてきます

日本の夏が終わり、秋が訪れても、タイでは未だ夏! とはいえ、タイでも夜のイルミネーションが美しい季節に入りました。そんなタイでは“天然イルミネーション”のクリスマスツリーがあるらしいのです・・・。天然???


その答えは蛍!今回は実際に見に行かれた方からのレポートを紹介します。


バックナンバーはこちらからどうぞ

第5回 タイで蛍狩り!

●鉄道に揺られて

「タイでも蛍が見られるらしい」友人に誘われ、週末日帰り蛍ツアーを敢行した私達。チャオプラヤー川の西側に位置するウォンウィエンヤイ駅を出発し、いざ蛍が数多く生息するというメークロン河畔に向かいます。


タイのローカル線の古い車両(多くは日本製)には、もちろんエアコンなどはなく、乗車する前に買ったジュースやお茶で涼をとりながら暑さをしのぎます。開け放たれた車窓から臨む下町の風景と、通り過ぎていく牧歌的な景色が楽しめるのも、遅すぎるんじゃないかと思うほど、遅い速度で走るローカル列車ならではです。


長距離バスより時間がかかることも多い鉄道。とても愛着がわきます。

1時間ほどで漁港の町、マハチャイに到着です。漁港の町らしく魚の干物のような匂いを全身に浴びながら、次なるローカル線、メークロン線の始発、バーンレーム駅を目指します。活気のある市場を抜けて渡し舟でターチン川の向こう岸、バーンレームに渡ります。船着場から、北へのどかな道を約5分ほど歩くと、一瞬「無人駅?」と思うほど、人気のない駅、バーンレーム駅に到着です。

1日4本しかないメークロン線の列車の待ち時間は1時間弱。焦っても仕方がありません、ここは屋台で焼き鳥でも買って来てのんびり待つことにします。


●乗り換えて最終駅まで

さて、小腹も満たされ、川岸から吹いてくるそよ風にまどろみを感じ始めてきた頃に、ぎしぎしと音を響かせながら列車が入ってきました。さっきの列車よりもさらにボロイ車両に、私たちも含めて数人の乗客が乗り込み、さあ出発です。最終のメークロン駅までは約1時間。海老田や塩田、水牛たち、とますます田舎度を深めていく車窓の景色に眠気が誘われます。


ふと、元鉄道マニアの友人がなにやら車掌と話をしています。どうやら、運転席の見学をしているようです。私もそれに便乗して、運転席にお邪魔しました。運転席から臨む気持ちいいほど真っ直ぐに走っている単線の線路と、辺り一面緑の景色を駆け抜けていく様は、通常の客席で見るよりもずっと臨場感と迫力があります。


1時間後、最終駅であり、今回の目的地でもあるメークロン駅に到着。蛍が見られるというメークロン河畔までは、シーローで移動します。

メークロン河畔に位置するタイレストランで食事を取った後、予約をしていた屋形船(屋根付、フローリング床、ゴザと三角枕が用意されています)に飲み物とおつまみを持ち込んでいざ乗船です。私達の船は貸切予約をしていたため、広々とした船で寝転んでくつろいだり、自分たちの“お座敷宴会”を楽しむことも全く問題ありません。


●船でマングローブ林を進む

真っ暗なマングローブの林の間を、静かに船が進んでいきます。辺り一面は真っ暗な闇が広がっているだけで、いくら目を凝らしても蛍はどこにもいません。せっかくここまでやって来て、蛍が見られなければ意味がありません!!ざわつき始めた私達が合図?になったのか、船頭のおじさんが、「さあ、ここから蛍のエリアに入っていくからね。この船の灯りも消すよ!」と言ったかと思うと、灯りが落とされ、文字通り真っ暗に。



  Photo: ゆんフリー写真素材集ホタル
 漆黒の闇の中を、船はゆっくりゆっくり進んで静かに停船します。そしてほどなく、真っ暗な闇夜に浮かび上がった閃光に私達は思わず歓喜の声をあげます。

「いた!蛍だ!!!綺麗・・・」

マングローブ樹に無数の光。木々にとまって、チカチカと賑やかに光る様は、まるでクリスマスツリーのランプのようです。

日本では、蛍と言えばぼおっとゆっくり光る源氏蛍と、チカチカ光る平家蛍という区別が一般的にされますが、その区別からいくとタイの蛍は後者の平家蛍に近いと言えます。マングローブを彩る鮮やかな光の競演に、私達は会話を交わすことも、過ぎ行く時間も忘れ、しばらく惚けたほうに見とれていました。

それまで停船していた船のエンジン音が再び響き、川岸を静かに旋回していくと、さっきまで私達の目を楽しませてくれた賑やかな光の集団は次第に視界から消えていきました。

 バンコクのビル灯やネオンの光に息苦しさを感じたら、メークロンの蛍の宿を訪れてみてください。喧騒の都会の生活から一時解き放たれ、豊かで美しい光の世界へと案内してくれることと思います。こんなすてきな経験ができるホタルツアーですので、是非時間がある方は行ってみて下さい。

 

 
なお、自力で電車で行くのはちょっと・・・(大多数の方がそうだと思いますが)と言う方には現地発のツアーがお薦めです。
  バンコク発の現地ツアー

◆パンダバス◆
「生命の神秘!癒しのホタル鑑賞」

大人2,000バーツ
 
 

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